Hudl.com内のBlog記事「Recording Tips for Soccer」より(画像とも)。

共有、分析、指導…いろんなことができるHudlですが、十分に使いこなすために何より欠かせないもの、それは質のいいビデオです。せっかくの大事なゲームのビデオがコマ飛びしていたり、ここ一番の肝心なシーンが映ってなかったりしたら…最悪ですよね。今回は、ちょっとしたことでビデオの質が劇的に良くなるコツをお教えしましょう。

担当者を決めよう!

ゲームをきちんと録画することは大事ですが、だからといって、撮影のエキスパートを雇う必要はありません。マネージャー、負傷者、ボランティアのコーチ…、チーム内に撮影担当の候補者はいます。そしてもう一つのいい候補、それが選手の親です。親はいつも何とかチームの力になりたいと思っているものですし、ビデオの撮影担当というのは、チームに関わってもらういい機会にもなります。

撮影担当が基本操作に慣れてくれれば、望む映像はもう手に入れられたようなものです。「一貫性が大事」という言葉を覚えておいてください。同じ人、もしくは同じ班に常に撮影してもらうことです。録画ボタンを止めるタイミング、カメラを動かすタイミングが揃えば、見やすい、いいビデオになります。ビデオの質が良くなれば、当然、分析の質も上がります。

ベストな撮影場所を探そう!

できるだけ高いところ、フィールドが十分に見渡せるところを探しましょう。フォーメーションもよくわかるし、フェーズを重ねている様子も見やすいでしょう。どうしても高い位置がなければ、誰かがカメラの前を横切らない場所だけでも探しましょう。

それから高さにかかわらず、できるだけサイドラインの中央に近いところから撮ることも大事です。

いい機材を使おう!

必要な機材をすでに持っているなら、まず最初の条件はクリアです。HudlはiPadでも、ハードドライブのカメラでもサポートしています。高いカメラを買いに行く必要はありません。iPadで録画するなら、Hudlに直接そのままアップロードできます。iPadをWi-Fiに接続して、幾つかボタンをタップすれば、それでオンラインアップロードの準備完了です。ハードドライブのカメラを使う場合は、録画後にウェブブラウザからアップロードできます。

三脚を使おう!

三脚がなくても録画はできますが、絶対に使ってください。いい三脚を使って撮ったビデオは、後で見るときの安定感と、スムースさが一目瞭然です。手持ちカメラで後半、腕が疲れてきたらどうします?終盤の大事なシーンが上下に波打っているビデオなんて、見たいですか?

一時停止はハーフタイムだけ!

録画ボタンを止める親指の出番は、長い休憩の時だけにしましょう。サッカーの場合、あらかじめわかっている長い休憩はハーフタイムだけです。もちろん、こまめに一時停止していれば余分な映像をアップロードしなくてすみ、後で見直す際にタイムラインをスクロールする手間が省けます。けれども私たちは、ちょっとしたプレーの停止、例えばボールがサイドラインから外に出たり、セットプレーのために選手が並ぼうとしている時くらいだったら、録画は止めないほうがいいと思います。ポゼッションのスタート、選手の交代、何かが急に動き出した時に撮り損ねなくてすみます。

やたらとズームを使わない!

ピッチからできるだけ慣れた位置から撮影すれば、ズームイン・アウトしなくても、両チームの陣形がよく見えます。そのまま、プレーの流れる方向に合わせてカメラをパンすれば心地よく見られます。しょっちゅう激しくズームイン・アウトされたら、見る側はクラクラしてしまうでしょう。

ボールウォッチにならない!

ボールを追っているだけの選手よりも、コーチはずっと大局を見ようとしています。あまりズームを使わないようにすれば、アタッカーがどうやってスペースを作っているか、どうボールへの状況判断をしているか、分析できるでしょう。ディフェンダーはどこでプッシュアップするか、ドロップオフするか、それともタックインするかを判断できるでしょう。

より詳しい情報は、カメラの推奨条件についての記事や、チュートリアルを参考にしてください。

(翻訳:橘 肇)

<参考資料>
スポーツコードのライブコーディング・試合後の分析のために必要な機材(基本的な一例だけを示しています)

ビデオ機材