あなたのクラブにビデオ分析を取り入れる方法はいくつもあります。まだ迷っているあなたのために、それが意外に簡単だということをお話ししましょう。

多くのコーチが、ビデオ分析と聞くと途方に暮れてしまうようです。そこからの選択は2つ、それでも挑戦してみるのか、どうして良いか分からなくなるか。あなたのチームにビデオ分析を活かす方法は、たくさんあります。そして、実はあなたが思っているよりも、そのための環境は既に整っているのです。チームと選手が向上することを思えば、そこに投資する価値はあります。まず初めに、ビデオ分析がどのくらい簡単か、一つずつ順を追って説明していきましょう。

キャプチャ

いい画質の映像を撮影するために、高価なカメラは必要ありません。分析貧乏にならなくて済む、お得な機材を紹介しましょう。

スマートフォン、タブレットとワイドアングルレンズ、魚眼レンズの組み合わせ

スマートフォンやタブレットに、そう高価でないワイドアングルレンズや魚眼レンズを組み合わせれば、それで十分に高画質なビデオが手に入ります(iPhone6は4Kビデオを撮影できます)。ワイドレンズを使うことで、分析しやすい広いサイズでピッチを撮影することができます。
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iPhoneのスローモーション撮影

技術面のコーチングには、ユース世代のうちのトレーニングが重要です。この機能は、選手のテクニックの習得を大いに助けてくれる、自由に使えるフリーツールです。例えば、インステップで踏み込んでボールを蹴る、ということをわかりやすく教えるのにスローモーションは最適です。誰が一番うまくクライフ・ターンを身につけられるか、ビデオに撮って家での自主練習に、試合に活かしましょう。

GoPro

GoProカメラを持っているなら、選手達がピッチ上でどこを見ているのか?練習中に撮影してみませんか?マンチェスター・シティはそれをやっています。そして選手からの独特の視点を確認し、それをトレーニングドリルの中に活かしているのです。クランプやマウントを使って高い位置に固定すれば、ピッチを広い視点で撮影でき、戦術的な分析にはもってこいです。強調しますが、皆さんの予算と必要性に合った機材をそろえることが大事なのです。「分析したいが十分なモノも金もない」と言いがちなコーチに、ちょっと考えを変えて、すでに持っているものを活かしてもらいたいのです。

分析

ビデオ分析は何のため?ということを分かっておくことがまず大事です。試合に備えての準備なのか、戦術的な理解を深めておくためなのか、それとも選手の向上のためなのか?これらの目的の違いによって、どんなツールを使うことがベストなのかは変わってきます。

試合に向けてのより良い準備のため、ビデオ分析を使おうと思っている戦術コーチなら、Hudlはいろいろなものを彼に提供することができるでしょう。対戦相手のプレーイングスタイル、選手個人個人の強みと弱み、さらに深い分析など。相手が仕掛けてくる様々なことに対して、十分な備えをしておくことができるでしょう。

データの価値はますます高まっています。データを何のために集めているのかを知っておくことは決定的なことですし、それは後でビデオと組み合わせるためにも重要です。ビデオと一緒になった重要業績評価指標(Key Performance Indicators, KPI)は、選手に対して、あなたのコーチングポイントをくっきりと際立たせてくれるでしょう。チームのプレーイングスタイルには、どんなデータが大事なのか?それはポゼッションの統計なのか?その特定のデータに関連する、どんな数字が重要なのか?これらはすべて、データを吟味し、活用するために答えられなくてはいけない質問です。そして、それらのデータをビデオで裏づけることが大事です。

成長年代のコーチなら、Hudl Techniqueのようなツールで個人個人のプレーの癖を見せてあげることができます。コーチは自分の教えたいポイントを分析し、ビデオを使って明確に示すことができるのです。

(翻訳:橘 肇)

この記事はHudl.comのこちらのページを翻訳したものです。
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