Hudlのユニークな機能の一つに「ハイライト」があります。これはチームや選手が、選りすぐりのシーンを集めて、文字通りの「ハイライト」ムービーを作る機能です。チームの仲間内や家族で楽しむのはもちろんですが、実はこのハイライトムービー、カレッジフットボールのコーチがハイスクールのプレーヤーをリクルートする際、重要な参考資料になっているのです。

この記事では、ネブラスカ大学のディレクター・オブ・プレーヤー・パーソネル(選手人事ディレクター)、Ryan Gunderson氏が、最高のハイライトビデオを作り上げる方法と、やってはいけない間違いについて、易しく語ります。

チームのマネジメント、対戦相手のスカウティング、ビデオ分析、そして選手のリクルーティング…、大学のコーチたちのスケジュールは普通、これらの予定でパンパンになっていることでしょう。彼らのわずかばかりの自由時間の中、注意を引きつけるにはちょっとした工夫が必要になります。

これが、キレよく効果的なハイライトビデオを作ることが選手にとって絶対的に大事な理由なのです。1つ2つミスをしてしまうと、もうコーチは二度と目をとめてはくれません。

コーチたちがハイライトビデオのどこに注目しているのか、ビデオを作るときには何に注意すべきなのか、Hudlはネブラスカ大学のディレクター・オブ・プレーヤー・パーソネル、Ryan Gunderson氏にコメントを求めました。オレゴン州立大学のクオーターバックでもあった彼は、コーチが探しているもの、そして見たくないものについて、スポットライトを当ててくれました。

簡潔に、しかしインパクトを!

Gunderson氏がまず強調するのは、簡潔であるべきということです。時間はコーチの最も大事な財産であり、コーチングスタッフには全プレーヤーのハイライトを見るのに、10分とて我慢してくれないのです。コーチが目を逸らしてしまう前にいかに誘惑するか!…わずか数秒が大事なのです。

「最高の瞬間は、絶対に最初に持ってくるべきだ。」Gunderson氏は力を込めます。「最後に取っておこうなんて思うな。最初に見せる。コーチは30秒、長くてせいぜい1分しか見てくれないかもしれない。そこで印象を残せなかったら、二度と君に注目してくれることはない。」

どれだけハイライトビデオが素晴らしい出来だったとしても、コーチは最後まで見てくれるなんてことは滅多にありません。Gunderson氏によれば、コーチはいい瞬間の映像を2、3分ほど見ると、その次にゲームのビデオを見るのです。そして、その選手がひと試合を通じて質の高いプレーを行っているのか、ハイライトビデオに使ったほんの数プレーだけだったのかを見極めます。

Gunderson氏は、ハイライトビデオは5分以内にと勧めます。才能にあふれた、見込みのある選手だったら、自分の価値を証明するのにほとんど時間はいらないのです。

「その選手が誰なのかによっては、たった10プレーの映像を見せるだけでいいだろう。」「場合によっては、10クリップでなく、5クリップで済むヤツもいる。5プレー見るだけで、そいつがいいスタッドかどうかを知るのは難しくない。もし25個、30個とクリップがあれば、十分すぎるくらいだろうね。」

Derrion Grim選手のビデオを例にとりましょう。このビデオはとても長いのですが、Grimはこのビデオを、6つのストレートのタッチダウンで始めています。その6つのタッチダウンはすべて、彼のそれぞれ違った強さを表しているものなのです。コーチはこの6つのタッチダウンを見るだけで、彼が何をアピールしたいのかをはっきり知ることができます。残りの時間を全部見る必要はありません。2016年の全米37位のアスリートになぜ彼がランクされたのか、一目瞭然です。
(後編に続く)

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(翻訳:橘 肇)

この記事はHudl.comのこちらのページを翻訳したものです。
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